読書感想:夢をかなえるゾウ4

こんにちは。

本を読む手が止まりませんw 起きて読書、通勤も読書、寝る前も読書、職場の昼休みも、15分休憩もkindleで読書をしています。

【夢をかなえるゾウ】シリーズ、面白すぎます…! 続きが読みたくなる本に出会うのは初めてかもしれません。4巻もとても面白かったので、感想を書きたいと思います。

3巻の感想文はこちら

どんな本?

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作家の水野敬也さんが2020年に出版された本です。

今回の主人公は余命3ヶ月のサラリーマン。奥さんと小さな子どもと3人で暮らしており、病院で余命を宣告されるところから物語が始まります。

主人公が残された時間のなかで、家族にお金を残すため努力する姿には感動。幼い女の子がいることもあり、つい感情移入して泣きながら読みました。

【死】を意識したエピソードが多数盛り込まれており、とても考えさせられる内容でした。物語の中に出てくる死神の言葉も重いです。特に仏教においての死に対する考え方は非常に興味深く、自分の死に対する見方が少し変わりました。

印象に残った部分

健康に良いことを始める

神様が余命3ヶ月の主人公に向かって健康に良いことを始めろ、というので拍子抜けしましたが、普段から健康を気遣っておくことはとても大切と感じました。

私も健康診断で脂質異常症と言われ、自分の健康を見つめ直すようになりました。健康寿命を延ばすという言葉をよく耳にするようになりましたが、生活習慣病の治療をしながら生活するより、健康な方が良いですよね。

適度な運動や食事改善、睡眠時間などを気にして生活していこうと思います。適度な運動が本当に難しい…!! 食事改善はあすけんというアプリで管理しています。

大きな夢に向かう小さな一歩を、今日踏み出す

毎日、今の自分に何ができるか考えて過ごすことは大切ですよね。物語の主人公は余命宣告をされているので、その辺りがとてもシビアでしたが、私たちは自分の人生がいつまでも続くと錯覚し、今やるべきことをつい後回しにしがちという言葉、本当にグサグサきました。

この章を読んでから、意識的にちょっとした掃除や片付けができるようになりました。今の私にできることは、片付けをひたすらに練習すること。掃除が得意になること。家のモノを減らし、いるだけで幸せな気持ちになれる家にしたいという夢。

このブログの方向性、SNSの取り扱いなども、、考えることが山積みですw 資格の勉強もそう。そして、このシリーズのすべての本に書かれている【夢】を追いかけることの楽しさを少しずつ感じています。

仕事と育児をしながらなので小さな一歩ずつではありますが、毎日歩みを止めず、進んで行きたいと思います。

「死ぬまでにやりたいことリスト」を作る

これ、本当に考えさせられました。先ほども書きましたが、人生は有限なんですよね。しかも、そこに老いがプラスされると…老後の体ではできないやりたいことは、今すぐにでも実行しないといけないんだと思いました。

早速、リストを作ってみようと思います。この本にも出てきたけど、私も富士山に登ってみたい。ずっと前から思ってはいましたが、「無理だろう」と諦めていました。その前に御岳山にも登りたいし、弘法山の桜も見たい。長女を妊娠してからは一度も山へ行けていませんが、それまでは母や夫と色々な山へ行きました。

小さなやりたいことはたくさんありますが、大きいことはなかなか出てきませんね…。今度ゆっくり時間をかけて考えて、リストを作ってみたいと思います。

自分の体に感謝する

自分の体は、どんなに無茶をしても自分を支えてくれている、という言葉に感動しました。どんなに深酒をしても、夜中まで残業をしても、ずっと健康でいさせてくれている自分の体に感謝しなくちゃな、と思います。

自分の体を労わるために、食事を管理して負担を減らしたり、運動をして健康を維持したり…。しっかり睡眠を取ることも大切ですよね。いつも自分の体と対話し、不調があったら早めに対処したいと思います。

身近な人に感謝の言葉を伝える

これは常に意識していることなのですが、「ありがとう」という言葉をたくさん使うようにしています。特に家族には、してもらって当たり前という姿勢は見せずに、感謝の言葉をかけています。夫はよく洗い物や洗濯をしてくれますが、そのたびに感謝。逆に、私が家事をしたときは夫から「ありがとう」と言われるまで恩着せがましくアピールしますw

これからは、職場や他の場所でもなるべくたくさんの「ありがとう」を使うようにします。

他者の欠点を受け入れる姿勢を持つ

これはできるまで本当に時間がかかりました。

私は、自分と他人の境界線が曖昧なので、「普通はこうするよね?」や「できて当たり前」のようなマイルールがとても多かったと思います。そして、それを他人に押し付けてしまうので自分も他人も生きづらくなってしまっていました。自分に厳しい分、他人にも厳しくしてしてしまうんですよね。

それらを手放して、他人は他人・自分は自分という価値観の基準を作ってからは、他人のことをとやかく言わなくなり、良い意味で他人に興味がなくなったと思います。他人にも価値観があって、自分と同じように欠点があるということもわかりました。

私はずっと、人間は、人生の過程で欠点をひとつずつ潰さなくてはいけない生き物だと思い込み、自分の欠点を潰すと同時に、他人の欠点がどんどん目につくようになっていたんですね。

今では、他人の欠点を許すと同時に、自分の欠点も受け入れられるようになりました。

おわりに

4巻の感想文でした。

余命宣告されてから神様の課題に挑戦する、というタイムリミットの迫った話だったので、私自身もとても考えさせられました。特に死についての様々な描写は他人事とは思えず、自分だったらどうするだろう…今の人生で納得できるかどうか…など、深く感情移入してしまったよ。

驚きの結末は、ぜひ実際の本を読んでみてくださいね。

最後までご覧いただきありがとうございました☺

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