読書感想:夢をかなえるゾウ0

こんにちは。

「夢をかなえるゾウ」というシリーズの自己啓発書にハマっており、ついに全巻読了しました。コミカルな話の流れに引き込まれ、1カ月も経たずに5冊読み切ってしまったよ。

今日はその感想を書きたいと思います。

4巻の感想はこちら

どんな本?

Bitly

作家の水野敬也さんが2022年に出版された本です。

同シリーズ5作品目、人気の自己啓発書です。ガネーシャという神様と主人公のやり取りがとても面白く、あっという間に読み終わってしまいます。

今作の主人公は【夢がない】サラリーマン。親に言われた通りの学歴を歩み、親が喜ぶ会社へ入社した…という設定です。いつも他人からの見え方を気にするあまり、自分を失くしてしまったそう。私も自分迷子の時間が長かったので、この主人公の設定、めちゃめちゃグサグサきました…。

主人公は職場でパワハラを受けているのですが、この上司が本当に●ソ上司で、、、読んでいるだけでもすごく嫌な気持ちになるくらいの性格w そんな酷いパワハラを受けているにも関わらず、安定した収入が無くなることへの不安や、将来への漠然とした不安で退職をできずにいる主人公。本当に切ない。

そんな主人公が神様と出会い、課題をこなしていくうちに変わっていくというお話です。

印象に残った部分

好きな匂い、人、場所を見つける

私、好きな匂いも、人も、場所も無いかもしれない…。と、始めはちょっとゾッとしましたw

でもよく考えると、炊き立てのご飯の匂いが好きだな…とか、色々思い浮かんできたよ。好きな匂いや場所なんて、意識したことなかったな。改めて考えると、自分の好きなものを思い浮かべることがとても大切なことなんだと思いました。

私も自分の好きなことを意識して探してみようと思いました。家でゆっくりする時間が好き。好きな場所が家って、とっても素敵。そんな家をもっと大好きになれるよう、快適に過ごせるようにするのが夢です。あとはポケモンセンターも大好きw あんなに、いるだけで幸せな気持ちになれる場所は他にないよw

生活に「初めて」を取り入れる

新しいことを始めると、なんでもワクワクしますよね。私もルーチンのような作業に慣れてしまっているので、新しい何かを取り入れてみたいと思います。

そういえば最近、私の上司がお勧めしてくれたコーヒーメーカーを購入しました。値段もお手頃、アロマという機能でとても美味しいコーヒーが淹れられます。

我が家では結婚してから今までずっとインスタントコーヒーを飲んでいたので、コーヒーの美味しさにビックリしたよ。在宅勤務の夫がめちゃめちゃ喜んでいます。これがQOL。今、リーズナブルで美味しい粉コーヒーを探すのにハマっており、とても楽しいです。

新しいモノを取り入れるのも楽しいんだなって思いました。

商品はこれw

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自分の感情・感覚を丁寧に観察する

以前の私はとても短絡的で喜怒哀楽が激しく、モノに当たったり人に当たったり、本当にひどい人間でした。

最近、ミニマル思考を知り、本を読むようになって、少しずつ自分が変わってきたと感じます。自分の中に負の感情が湧き上がった時に衝動的に行動せず、自分がなぜその気持ちになっているのかを考えています。

自分がなぜそう思ったかという感情や、なぜそう感じたかという直感的な感覚って、大切ですよね。自分の感情には自分しか寄り添えないので、もっと自分と向き合っていこうと思いました。

過去の出来事を「伏線」ととらえ、希望を持ち続ける

kindleは他の人がアンダーラインを引いている場所がわかるのですが、ここめっちゃ引かれてましたw

どんな嫌な出来事があったとしても、「これは伏線か!!!」と言うってとても素敵な考え方ですよね。私はあまり良い過去を持っていませんが、これらは幸せになるための伏線だと考えると、すべての出来事がポジティブな内容に変わり、自分が癒されます。

これからも、何か問題に直面したときにはそれを糧とできるように頑張りたいです。

興味を持ったことを一歩深める

自分が興味を持ったことに対して、ひとつ知識を深めることで、新しい世界が広がるという話でした。たしかに日常で「これ面白そう」と思ったり「やってみたい」ということがあったとしても、なかなかそこから踏み出せないまま過ぎ去って行きますよね。興味のあることに出会ったら、立ち止まって一歩深めることで、それまで自分の知らなかった夢や希望に繋がる可能性があります。

先ほどの「初めて」を取り入れると同じような内容になってしまいますが、「最高の『楽しい』は必ず『分からない」を含む」という言葉は心に響きました。ずっと保守的な人生を送ってきたので、知らなかったことに挑戦したいと思います。

欠点や負の感情を「自分の一部だ」と思う

これは本当に本当に大切なこと。自分の欠点を直そう直そうとするのではなく、「受け入れる」ということが大切なんですよね。私は今までこれを知らずに生きてきたので、長い間本当にしんどかったです。自分の欠点を見つけては責め、見つけては責め…。どうしてこうなったのかもわからず、ただただ苦しいばかりでした。

人生は、欠点を直すためのものじゃないということを知り、自分の生き方が変わりました。欠点もすべて「自分の一部」。本当に素敵な言葉です。

だれかの「ありのまま」を愛する

自分の欠点を許せるようになると、他人の欠点も許せるようになります。以前は自分にも厳しい分、人にもめちゃめちゃ厳しくしていました。夫から「もう嫌だ」と言われるくらい追いつめてしまっていたよ…。

子どもが生まれてから変わりました。どんなにイタズラをしても、悪いことをしても、絶対に子どものことを嫌いにはなりませんよね。夫がよく財布を忘れるのも個性ですし、それも含めて受容していきたいと思っていますw

おわりに

夢のない主人公が希望を見つけていく過程は、本当にシンプルでした。自分の好きなものを見つけ、深めていく…。早速私もやってみたくなりました。

この物語の主人公のキャラクターは今までのシリーズとは違っていて、そこもとても面白かったです。初登場の夢を食べる【バク】もとても可愛い。

よかったら読んでみてくださいね。

最後までご覧いただきありがとうございました☺

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