こんばんは。雨風が強いなか、次女の健診へ行ってきました。健診の内容については改めて記事にしますね。
ママ友とカレー屋さんでランチをしたのですが、歯が痛くてナンを噛むのが大変でした笑 痛み、いつおさまるんだろう~。
健診のたびにみんなでランチができるの、幸せだなって思います。思えば長女の育休中もずーっと遊んでいたな。いつも声をかけてくれるママ友に本当に感謝。この子に出会えなかったら、きっとあまり外出もせずに育休を終えていたんだ、と考えるとぞっとします。
自分からLINEも聞けない臆病者…。もうちょっとコミュニケーション能力がほしいです。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、今日はとても気に入っている本の読書感想文です。
どんな本?
私たち夫婦が育児に取り入れている「モンテッソーリ教育」の本です。
著者の藤崎達宏さんはモンテッソーリ教育の認定講師で、ご自身も4人のお子さんがいます。YouTubeでモンテッソーリ教育について調べている時に藤崎さんのことを知り、0~3歳用の本にはかなりお世話になりました。私たちがモンテッソーリ教育を自分たちの育児の基本にしたのは、藤崎さんのYouTubeが始まりです。
この本では、3歳~6歳の子どもがどのように成長し、モンテッソーリ教育ではどのように接していくかが細かく書かれています。0歳~3歳の本も読み、事前に勉強をしてから育児をしましたが、娘の発達や心境の変化などが手に取るようにわかり、イヤイヤ期も難なく乗り越えられました。
育児を事前に勉強するって、大切なんだなあと感じます。
0~3歳の本はこちら
敏感期とは?
モンテッソーリ教育では、子どもが何かに強く興味を持ち、集中して同じことを繰り返す、ある限定された時期のことを「敏感期」と言います。3歳になるまでの間にも色々な敏感期があり、我が家の長女にも教科書通りの敏感期が訪れ、去っていきました。
とくに「秩序の敏感期」これを知っているのといないのとでは、イヤイヤ期の過ごし方・接し方が違っていたと思います。長女にもイヤイヤ期はありましたが、イヤイヤしている理由を考えることで難なく乗り越えられました。(もちろん、理不尽にイヤイヤされたこともありますが笑)
敏感期を把握していると、対応の仕方や必要な物を事前に備えることができます。
運動の敏感期①身の回りのことを自分で
3歳の長女は今、ハサミと糊に夢中です。保育園から帰ると、お風呂の時間まで夢中で紙を切り刻んでいます。 おかげで家の中は毎日紙吹雪…笑 掃除が大変ですが、これも娘の成長と温かく見守っています。
折り紙を指でちぎったり丸めたりし、食べ物に見立るのも大好きです。これはおままごとへ発展するのですが、食材がなくてもお皿ひとつでできますし、何ならお皿さえも折り紙で作れます。家にはたくさんオモチャがあるのに、折り紙ひとつで色々なものを生み出しているので感心します。
こういった単一な作業を毎日ひたすらに繰り返している時期が「敏感期」です。長女が夢中になっている時は邪魔したりせず、一緒に作ろうと誘われた時のみ一緒にするようにしています。口出しもしません。折り紙は100円ショップで購入できますので、常備しています。
これはほんの一例ですが、3歳を過ぎるとこのように身の回りのことや道具を使った作業を自分でできるようになります。この本を読み、我が家では運動の敏感期に備えて、5mのビニールテープを貼ったり(まっすぐ歩く練習)、長女専用のリュック&コート掛けを設置しました。
自分のことを自分でできるのが嬉しいようです。もちろん、やってほしいと頼まれた時は手伝いますよ。
運動の敏感期②自己有用感
自己有用感とは「人の役に立ちたい!」という気持ちや人の役に立てた時の喜びなどを指します。我が家ではお手伝いを基本としています。
長女は最近、私が料理をしているといつも横に立って「○○ちゃんもやりたい」と言ってきます。夕方の忙しい時間に言われると正直困るのですが、なるべく手伝ってもらうようにしています。
冬は結露がすごいので毎朝窓を拭いているのですが、窓拭きも大好きです。
お手伝いをし「ありがとう」と言われた時の娘の満足そうな顔。笑
長女はお節介と言われそうなくらいのお手伝い好きで、保育園でもよく先生のお手伝いをしているそうです。先生に迷惑かけてないといいなあ…。
こういった感情は大人になったら絶対に役立ちそうですよね。相手が何を必要としているか想像し先回りして動く力。長女のマーケティング能力には大人ながらに感心します。
余談ですが、お手伝いの報酬でお小遣いをあげる行為は、自己有用感が損なわれる恐れがあるのであまりオススメできません。
その他の敏感期
他にも「感覚の敏感期」や「言語の敏感期」が現在長女にきています。先に本を読んでおくと、今子どもがどの時期で、どんなことを覚えようとしているのか、次に何を用意したら良いのかがよくわかります。
我が家では、この敏感期が来たタイミングで一緒に勉強することを決めているので、長女にはまだ数字もひらがなも教えていません。覚える時が来たら、ポスター1枚を壁に貼っておけば、子どもは勝手に覚えます。
今はそれよりも「自分を律し、身の回りのことを自分でやる」ということを大切にしていきたいと考えています。
おわりに
この本は育児の教科書だと思います。もちろん教科書通りにいかないこともありますが、だいたいの目安を知っているだけでも育児がグンと楽になるんだと実感しました。
焦って色々なことを覚えさせるのは、私の性格上イライラして娘も自分も責めてしまいそうなので、早いうちからこの教育の存在を知ることができてよかったです。
これからも子どもたちが自分の力で自律し、自立することを願って温かく見守っていきたいと思います。
ハサミ大好きっ子の記事はこちら
お手伝い(料理)の記事はこちら
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