読書感想:やめられない娘と見守れない私 4歳の性に悩んだ700日間

おはようございます。

昨日は午前中に娘の習い事、午後はお友達のおうち縁日に呼んでもらえたので行ってきました。久しぶりの子連れ外出、めちゃめちゃ疲れました笑 次女を抱っこ紐で抱いて出かけるのも久々で、せっかく整骨院に通って良くなりつつある腰痛も悪化…。

お友達のおうち縁日、本格的で感動しました。わなげやヨーヨーすくいのアトラクションや、焼きそば・とうもろこしなどの出店まで。娘も甚平を着て満喫し、スイカを3切れも食べてました笑 コロナでスイカも食べていなかったので、今年初。ママ友の子どもたちを喜ばせたいというホスピタリティに感激した一日でした。いつも本当に感謝。

こんなに沢山準備してくれました
子どももすごく喜んでいました。感謝

さて、今日は読んだ本の感想を書きたいと思います。

どんな本?

Bitly

先月発売したばかりの本なのですが、私の好きなインスタグラマーさんがインスタグラムで紹介しており、気になったので購入してみました。

ひとりのお母さんが子ども(女の子)の小児自慰と向き合う話です。

私、恥ずかしながら小児自慰という言葉を初めて聞きました。調べてみると、性的な意味はないようですが手持ち無沙汰で触ってしまったり、寂しさを紛らわすためにしてしまったりと、色々な理由があるそうです。どちらかというと男の子だと思っていたので、女の子に多いというのも驚きです。まだまだ、知らないことが沢山ありますね。

この本は著者の友人の娘さんが4歳の頃から小児自慰を始め、子どもに対する生理的嫌悪感に苦しむというお話です。

感想

この本は、育児書というよりコミックエッセイという感じですね。

700日間かけてどうやって小児自慰を乗り越えたのかな? と思って読み進めて行くと、最後には結局辞められていない、という結末に拍子抜け笑 子どもに対する生理的嫌悪感を乗り越えた、というお話でした。

いろいろなホームページを見て調べても、自慰行為を厳しく𠮟ると性に対するタブー意識やネガティブなイメージがつくので温かく見守りましょう、と書いてあります。

私もふたりの娘を持つ身なので、自分の身に置き換えて考えましたが、温かく見守ることができるかは微妙だなあと思いました笑 やめなさい、って言っちゃいそう…。

日本の性教育が遅れているって色々なところに書いてありますよね。私もそれを聞いて、性教育についての育児書を何冊か読みました。3歳くらいでプライベートゾーンについて教える、性がポジティブになるように伝える、なんて言われています。うちもそろそろやらなくちゃなあ…と、性教育の絵本を購入してあります。

子どものそういった行為を見てしまって、嫌悪感を抱く気持ちはとてもわかります。ただこの本には子どもを厳しく叱責したり、行為をする理由を問い詰めたり、子どもに直接「気持ち悪い!」 と言ったり脅迫や暴力的な描写も描かれており…。気持ちはわかりますが、どんなに追い込まれていたとしても、子どもにそのような言動や行動をするのはどうなのかなあ、と思いました。

私は、どんなことがあっても暴力は肯定されるべきではない、という考え方ですね。

と言いながらついイライラし長女に八つ当たりしてしまい自己嫌悪に陥ることもしばしば…。そういう時はハッとしたらすぐに、長女に平謝りします。「今のは完全に私が悪いです。○○ちゃんは悪くない、本当は大好きなの、ごめんなさい。」って言います。それに効果があるかはわかりませんが、理不尽な思いをさせてはいけないと思ってそうしています。

今のお母さんって本当に忙しいですし、共働きだったりワンオペだったり、すごく大変だと思います。核家族化が進んで頼れる人もいないというのもとても理解できます。

この本のお母さんみたいに、そういった人が相談したりみんなで支えあったりできるような社会になれば良いな、と切に願っています。

購入した性教育の絵本はこちら

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