こんばんは。
今日は次女の2回目の予防接種だったので、自宅でゆっくり過ごしました。私自身、注射がとても苦手なので、注射で泣いている赤ちゃんを見るのが苦痛です。
基本的にメンタルが弱すぎる。これって改善できるんですかね? 心配性だし…。もっとどーーーーーん!!!! とどっしり構えたお母さんになりたいです。色々本も読んでいるけどなかなか改善、とまではいかず。
細かいことでくよくよせず、なるようにしかならん! 精神でいたいものです。
さて、今日は先日の絵本の読み聞かせの記事でも触れたのですが、子どもの脳の発達についての本の紹介です。この本を読んで、自分たちの育児方針に自信が持てた一冊です。
絵本の読み聞かせの記事はこちら
脳の発達
まず、脳が発達していく仕組みについてです。脳は、生きるために必要な動作などをつかさどる大脳辺縁系と脳幹、思考の中枢を担う大脳皮質、大脳皮質のコピーをしたり指先を動かす小脳、創造性や思いやりなど人間の行動をつかさどる前頭葉に分かれています。
赤ちゃんは、まず大脳辺縁系という生きるために必要な部分の土台作りをします。そして、次に知性を備えるため大脳皮質が育ち、大脳辺縁系と大脳皮質を繋ぐように前頭葉が育ちます。
この本の表現で、脳の作りを2階建ての家としているところがとてもわかりやすかったです。大脳辺縁系が1階、大脳皮質が2階、前頭葉は階段。1階がしっかりしていないと、2階は崩れてしまいます。また、それらを繋ぐ階段は人間らしい思いやりの感情をつかさどる前頭葉なのです。
昨今よく耳にする「早期教育」や「知育」。私も、周りの子どもたちが赤ちゃんの頃から学習塾へ通っている話を聞いて不安になっていましたが、まず「大脳辺縁系をしっかり育てよう」という結論に達しました。
生活習慣を整える
大脳辺縁系を育むために、まず生活習慣を整えることから始めました。長女はパパがネントレの本を読んで実行してくれていたので、夜はしっかり寝る子でした。(今は夜更かしだけど!!)
朝6時に起き、夜20時には寝る、ご飯とお風呂は毎日同じ時間にする、などルーチンを決めました。
厳しいですが、食事は朝昼晩と間食1回、それ以外はお菓子やジュースもあげていません。それにより、ご飯の時間にはお腹が空くので、しっかりとご飯を食べられます。
早く起きるとセロトニンを浴びることができるので、長女はいつも機嫌が良いです。逆に、予定などでリズムを崩されるとめちゃめちゃ機嫌が悪くなります笑 自律神経が整っているんだなあ、と感心しています。
脳育て
この本には、脳を育てるにはどういったことが効果的なのかが細かく書かれています。
外へ出て身体を動かしたり、美味しい食事をモリモリ食べたり、親とのスキンシップをとったり。これらの行動がすべて赤ちゃんの脳を育むのに良いそうです。具体的な遊び方の例やご飯のレシピなども記載されているのでとてもわかりやすかったです。
この本を読んでいなかったら、子どものためを思ってついスプーンやフォークの正しい持ち方を教えてしまいそうですが、手づかみ食べを長くたくさんした方が良いと書いてあったので、我が家の長女は今でもたまにインドです笑
最近はインドの方も手で食べないらしいですね。スマホが汚れるからって(脱線!)笑
おわりに
都内に住んでいると、赤ちゃんの習い事の選択肢が多いので、まず夫婦でしっかり話し合いをし育児方針を決めることが大切です。この本は私たち夫婦の育児方針を決めるために本当に役立ちました。
この本を読んで、私たちは自信を持って「知育をしない」育児をしています。
娘には数字もひらがなも、なーんにも教えていません! だって、それらはその時が来たら勝手に覚えるんですもの。それよりも今は、今しかできない子どもとのスキンシップを楽しみたいと思います。
これって、モンテッソーリ教育と同じ! と思いました笑 日本のモンテッソーリ教育で一番有名な著者 相良敦子さんの【お母さんの「敏感期」】でも、冒頭は脳の発達の仕方の説明がされています。
モンテッソーリ教育も育脳もですが、育児する前に知識をつけることは本当に意味のあることなんだな、と感じました。
また良い本があったら紹介しますね。最後までご覧いただきありがとうございました☺
モンテッソーリ教育の本の記事はこちら
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