絵本を読む理由

こんばんは。

今日は料理をしました。育休中だと、好きな時間に副菜作りができるので良いですね。仕事が始まると、休みの日か夜遅い時間に作らなくてはいけません。

ホットクックが我が家にきてから、本当に料理のハードルが下がりました。ボタンひとつで放置できるのが最高です。

今日はモロヘイヤを茹でたものと、ポテトサラダと、長女が大好きな大学芋風の煮物をつくりました。ホットクックが来るまではポテサラなんて作ったことがなかったのですが、マヨネーズと和える直前までやってくれるのでもう何回も作っています。

さて、今日は私たちが育児に取り入れている、絵本の読み聞かせについて書きます。

絵本の読み聞かせ

長女が生後3ヶ月のときにママ友から誘われて”ベビーくもん”の見学へ行きました。そこで目に入ったくもんの標語【3歳までに絵本10,000回、童謡200曲】を見て、ただ漠然と「絵本って知育に良いんだなあ」なんて思った記憶があります。

それから、絵本が子どもに与える影響について色々調べ始めました。調べ進めていくうちに、子どもの脳の発達に絵本の読み聞かせが多く関わっているということがわかりました。

私が本を読んでわかったことや、実際に長女が3歳になるまでに10,000回絵本を読んでみてどうだったかなどを書いていきますね。

脳の発達

まず、脳が発達していく仕組みについてです。脳は、生きるために必要な動作などをつかさどる大脳辺縁系と脳幹、思考の中枢を担う大脳皮質、大脳皮質のコピーをしたり指先を動かす小脳、創造性や思いやりなど人間の行動をつかさどる前頭葉に分かれています。

赤ちゃんは、まず大脳辺縁系という生きるために必要な部分の土台作りをします。そして、次に知性を備えるため大脳皮質が育ち、大脳辺縁系と大脳皮質を繋ぐように前頭葉が育ちます。

大脳辺縁系を育てたい

絵本の読み聞かせは、元は知育などで育つ大脳皮質への効果を報告されていたのですが、昨今の研究で大脳辺縁系の発達に効果があるということがわかってきているそうです。

絵本は親子のコミュニケーションツールであり、親の声が子どもの耳へ届くことで安心感やよろこびが生まれ、親子の信頼関係が築かれるのです。よく赤ちゃんに沢山話しかけなさい、という話を聞きますが、絵本は色々な作家さんの言葉のシャワーを赤ちゃんへ手軽に浴びせることができる、素晴らしいツールだということがわかりました。

赤ちゃん向けの学習塾や知育スクールで大脳皮質を育てる前に、土台となる大脳辺縁系をたっぷり、しっかり育てたいと感じたことが、私たち夫婦が絵本の読み聞かせを始めたきっかけです。

読み聞かせの効果①集中力

絵本の読み聞かせは、集中力への効果が期待できます。集中力が高いと、生活の色々な場面で良い影響があります。

たとえば、食事です。集中力が続くと、途中で気を取られずにしっかり食事をすることができます。

また、絵本を読んでいるとどんどん話の長い絵本に挑戦できるようになります。これも、集中力が備わっている効果なのかな、と感じています。娘に長い絵本を10冊以上連続で持って来られた時には、「もう勘弁して」って言います笑

長女が1歳の頃、アンパンマンの映画を1時間座って見た時には驚きました。

読み聞かせの効果②想像力

絵本は、大人から見ると静止画ですが、子どもにとっては動画だそうです。子どもは、絵本のページとページの間の動きを想像しながら見ています。それは、想像力が育まれるきっかけとなるのです。

昨今の教育で言われている「IQよりEQ」のEQの部分ですね。このような非認知能力を伸ばすことが良いと言われていますが、絵本もひとつの手段なんだなあと感じています。

おままごとやお絵描きなどと同じように、絵本を使って想像力を育んでいきたいですね。

読み聞かせの効果③語彙力

これは育児をしていて本当に感じるのですが、子どもは絵本で語彙が広がります。

お恥ずかしい話なのですが、私は普段あまり言葉遣いが良くなく、パパからも気を付けるよう言われています。親の言葉遣いが、子どもへ影響するのは当たり前の話ですよね…。

幸い絵本のおかげか、長女はめちゃめちゃ言葉遣いがきれいです笑 現代では当たり前のように抜かれる「ら」が、長女の言葉には入っています笑

赤ちゃんは言葉を話す前から聞いた言葉を脳にインプットしており、一気にアウトプットするという話を聞いたことがありますが、本当にそんな感じ。長女は今まで浴びてきた言葉のシャワーを放出しているかのように、色々な言葉を喋りまくっています笑

どのように読み聞かせていたか

絵本を読んで良いことばかり書きましたが、3歳までに絵本を10,000回読むためには生後3ヶ月くらいから毎日10回以上読まなくてはいけないので、実際はめちゃめちゃ大変です笑 これは冊数ではなく回数なので、同じ本を10回呼んでも大丈夫です。我が家でも、長女の反応が良い絵本は繰り返し何度も読んだものです。

それだけの回数絵本を読むには、自分ひとりの力じゃ難しいと思います。ぜひご家族にも手伝ってもらってください。我が家では、私が夕飯の準備をしている間にパパが3~5回くらいの絵本を読んでくれていました。

また、近所の図書館のお話会にはよく参加していました。短い時間に3冊ほど読んでくれる会ですが、普段と違う人の声での読み聞かせも子どもにとっては嬉しいのかな、と思います。図書館へ行ったついでに絵本も借りられるので、2週間に1度は新しい本を借りていました。

あとは本当に感謝しているのが、保育園の先生です。うちの長女はとにかく絵本が大好きで、毎日何冊か先生に読んでもらっていたそうです。本当にありがたい…。今でも毎日絵本を読んでもらっています。

おわりに

長くとりとめのない文章になってしまいましたが、絵本の読み聞かせについて書きました。

うちのパパが本当に本をよく読む人なので、常々娘たちにも本を好きになってもらいたいと感じています。本は、手軽に著者の考えを享受できる素晴らしい手段で、読書の習慣は大人になってもずっと自身の知識を広げてくれることでしょう。

実際に、長女は3歳を過ぎた今でも絵本を読むことが習慣化されているので、毎日10冊以上の本を読んでいます。(読むのは私たちだけど! 笑)

「早くひらがなが読めるようになって自分で読んでほしい」なんて話を聞くことがありますが、上に書いたとおり絵本は親子のコミュニケーションツールです。ぜひお子さんと触れ合いながら読んであげてくださいね。

最後までご覧いただきありがとうございました☺

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